院長挨拶
当院は昭和26年の開院後70年が経過し、今年は現在の新病院での診療をはじめてから10年目を迎えます。ここ数年の新型コロナウイルス感染症の流行、また将来的な人口減少や高齢化率の増加が予想されるなど、地域の医療を取り巻く環境は変化しています。公立病院として地域に必要な医療を提供するとともに、地域のみなさんが住み慣れた地域でできるだけ生活していただけるように介護や福祉との連携もおこなっていきます。当院の基本理念『地域から信頼される、患者さんと病院職員のこころのふれあいのある患者さん中心の医療の実践』のもと、地域の中核病院として、地域医療の充実のために職員一同取り組んでまいります。
病院の基本方針・理念
病院の基本理念(平成16年4月1日制定)
地域から信頼される、患者さんと病院職員の心のふれあいのある 患者さん中心の医療の実践
- 1 住民の健康と生活の質の向上に寄与する。
- 2 生命の尊重と人間愛を基本とし、常に医療水準の向上に努める。
- 3 公正かつ普遍的な医療サービスを提供する。
- 4 住民の安心と満足を基本として、患者さん中心の医療サービスを提供する。
- 5 地域における、当院の機能と役割を自覚し、より良い医療サービスに努める。
病院の基本理念(平成16年4月1日制定)
運営方針
- 1 公共性と経済性を共に発揮し、かつ医学的、社会的にも適正な、地域での模範包括医療を実践する。
- 2 地域の医療機関と協力し、患者さんを中心とし、有機的に結びつくように努力する。
- 3 町立病院として祝祭日・年末・年始等を含めて、24時間年中無休の救急医療を受け持つ。
医療方針
- 1 病を癒すのでなく、病人を治す。また温かさ、思いやりのある医療を行う。
- 2 医学的に正しく、早く、親切な医療を行う。
- 3 日進月歩の医学を身につけ、医の倫理の高揚に努める。
患者さん対応方針
- 1 真心と誠意を持って患者さんに接しご家族からも良い病院を選んだと感謝されるよう努める。
- 2 患者さんの権利を尊重し、説明と同意に基づき患者さんに「ありがとう」と満足される医療に努める。
職員服務方針
- 1 地域住民に信頼される病院になるように全職員が努力する。
- 2 職員一人ひとりは、常に自分の役目をしっかりと認識し、責任ある勤務態度をとる。
概要
所在地 | 〒789-1201 高知県高岡郡佐川町甲1687番地 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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TEL・FAX | TEL 0889-22-1166 / FAX 0889-22-2047 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
管理者兼院長 |
川上 雅史 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開設日 | 昭和26年2月6日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開設者 | 佐川町 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
診療科目 | 内科、整形外科(スポーツ外来)、産婦人科、外科、小児科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、糖尿病内科、脳神経外科、放射線科、リハビリテーション科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
病床数 | 98床 一般病棟56床(うち16床は地域包括ケア入院医療管理料1を加算) 医療型療養病棟42床 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
付属施設 | 黒岩診療所、介護老人保健施設「希望」 デイケアセンター「さくら荘」、デイサービスセンター「斗賀野荘」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
その他の機能 | 救急告示病院、人工透析、人間ドック、訪問看護、継続看護、地域連携、医療福祉相談 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
施設基準 |
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経営強化プラン
佐川町立高北国民健康保険病院経営強化プラン.pdf
沿革
当院は、昭和26年、旧佐川町を中心に6か町村の組合立病院として設立され、一般病床48床、伝染病床10床の計58床で診療を開始しました。
昭和29年の町村合併で佐川町立病院となり、翌30年に附属黒岩診療所及び附属尾川診療所を開設しました。
その後、増改築を繰り返し、一般病棟の増床、療養病床・結核病床の併設、人工透析の開始など機能整備を図ってきましたが、繰り返した増築により機能的ではなくなり、古い建物には耐震基準を満たさないものもあることから、平成22年度から病院耐震化事業増改修工事に着手し、平成25年11月に新病院がオープンしました。また、これに併せて電子カルテシステムを導入しました。
・昭和26年 高北国民健康保険病院組合(呼称 高北病院)の開設 病床数58床(一般48床、伝染10床)
・昭和29年 結核病棟の建築50床
・昭和36年 病床数145床(一般73床、結核52床、伝染20床)
・昭和62年 病床数145床(一般115床、結核10床、伝染20床)
・平成11年 伝染病床20床廃止
・平成12年 病床数125床(一般74床、療養41床、結核10床)
・平成19年 デイサービスセンター運営開始(さくら荘・斗賀野荘)
・平成20年 介護老人保健施設希望 17床運営開始(療養転換型) 病床数108床(一般50床、療養48床、結核10床)
・平成22年 地方公営企業法全部適用 病院事業管理者に和田 幸久(院長)就任
デイサービスセンターさくら荘をデイケアセンターに転換
・平成25年 結核病床10床廃止 病床数98床(一般50床、療養48床)
・平成25年 電子カルテ導入 病院耐震化事業増改修工事完成
・平成30年 病棟工事 病床数98床(一般56床、療養42床)
・令和5年 尾川診療所廃止