○病院事業一般職の任期付職員の採用等に関する条例

平成22年3月16日

条例第14号

(趣旨)

第1条 この条例は、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律(平成14年法律第48号。以下「法」という。)第3条第2項、第4条並びに第7条第1項及び第2項の規定に基づき、病院事業企業職員(以下「職員」という。)の任期を定めた採用に関し必要な事項を定めるものとする。

(職員の任期を定めた採用)

第2条 佐川町病院事業管理者(地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第7条に規定する管理者をいう。以下「管理者」という。)は、専門的な知識経験を有する者を当該専門的な知識経験が必要とされる業務に従事させる場合において、次の各号に掲げる場合のいずれかに該当するときであって、当該者を当該業務に期間を限って従事させることが公務の能率的運営を確保するために必要であるときは、職員を選考により任期を定めて採用することができる。

(1) 当該専門的な知識経験を有する職員の育成に相当の期間を要するため、当該専門的な知識経験が必要とされる業務に従事させることが適任と認められる職員を部内で確保することが一定の期間困難である場合

(2) 当該専門的な知識経験が急速に進歩する技術に係るものであることその他当該専門的な知識経験の性質上、当該専門的な知識経験が必要とされる業務に当該者が有する当該専門的な知識経験を有効に活用することができる期間が一定の期間に限られる場合

(3) 当該専門的な知識経験を有する職員を一定の期間他の業務に従事させる必要があるため、当該専門的な知識経験が必要とされる業務に従事させることが適任と認められる職員を部内で確保することが一定の期間困難である場合

(4) 当該業務が公務外における実務の経験を通じて得られる最新の専門的な知識経験を必要とするものであることにより、当該業務に当該者が有する当該専門的な知識経験を有効に活用することができる期間が一定の期間に限られる場合

第3条 管理者は、職員を次の各号に掲げる業務のいずれかに期間を限って従事させることが公務の能率的運営を確保するために必要である場合には、職員を任期を定めて採用することができる。

(1) 一定の期間内に終了することが見込まれる業務

(2) 一定の期間内に限り業務量の増加が見込まれる業務

2 管理者は、法律により任期を定めて任用される職員以外の職員を前項各号に掲げる業務のいずれかに係る職に任用する場合において、職員を当該業務以外の業務に期間を限って従事させることが公務の能率的運営を確保するために必要であるときは、職員を任期を定めて採用することができる。

(任期の更新)

第4条 管理者は、法第7条第1項及び第2項の規定により任期を更新する場合には、あらかじめ当該職員の同意を得なければならない。

(委任)

第5条 この条例の施行に関し必要な事項は、管理者が別に定める。

この条例は、平成22年4月1日から施行する。

(平成30年3月12日条例第2号)

この条例は、公布の日から施行する。

病院事業一般職の任期付職員の採用等に関する条例

平成22年3月16日 条例第14号

(平成30年3月12日施行)

体系情報
第11編 公営企業/第2章 病院事業
沿革情報
平成22年3月16日 条例第14号
平成30年3月12日 条例第2号