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土砂災害から住宅を守る補助制度を新設しました
はじめに ~土砂災害と警戒区域について~
高知県は全国有数の降水量の多い地域であり、台風の襲来や集中豪雨による「土砂災害」がたびたび起こってきました。その苦い経験を教訓とし、住民の生命と財産を守るため、防災上の最重要課題としてこれからも取り組んでいく必要があります。
「土砂災害」の種類は法律で以下のように区分されています。
(1)急傾斜地の崩壊
(2)土石流
(3)地滑り
上記の土砂災害が発生するおそれのある区域を高知県では基礎調査で明らかにしており、土砂災害警戒区域(通称「イエローゾーン」)、及び土砂災害特別警戒区域(通称「レッドゾーン」)に区分して現在公表しています。
●土砂災害警戒区域とは(イエローゾーン)
土砂災害が発生した場合、住民等の生命または身体に危害が生じるおそれがあると認められる区域。
●土砂災害特別警戒区域とは(レッドゾーン)
土砂災害が発生した場合、建築物等に損壊が生じ、住民等の生命または身体に著しい危害が生じるおそれがあると認められる区域。
▼高知県防災砂防課ホームページ
下記のリンクから土砂災害の詳しい情報や警戒区域等のマップを確認できます。お住いの地域が警戒区域等に指定されているかを確認し、避難場所の確認や非常持ち出し品の準備など、身の回りのできることから対策をお願いします。
あなたの大切なものを土砂災害から守るために(県)(PDF:8.84MB)
新しい補助制度について ~土砂災害特別警戒区域内住宅建替等支援事業費補助金~
土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)においては、住民の生命と財産を守る観点から、法律により「居室を有する建築物を新築、増築、改築する場合には、土砂災害に耐えうる構造耐力とすること」が必要です。
そこで、佐川町では以下のとおりレッドゾーン内での「住宅建替時等の補助制度」を創設しましたので、お知らせします。住宅建替等を検討されている方、その他ご不明な点がある方は、お気軽にご相談ください。
(1)補助制度の目的
・レッドゾーン内でも引き続き住み続けたい方、他の土地への転居が困難な方への支援
・強固な構造物にて住宅を防護することで、佐川町民の安全・安心を守る
・ひいては佐川町内での定住やUターンを促進する
(2)制度概要
(1)外壁の強化 高さ区分なし 121千円/m
(2)防護壁の設置 高さ2m未満 102千円/m
高さ2m以上 131千円/m
(3)対策費用の負担割合
県:1/2、町:1/4、申請者:1/4
(4)補助金額の計算方法
補助金額=補助対象経費×3/4
(5)上限額
補助対象経費の上限額=336万円
1件当たり補助限度額=336万円×3/4=252万円
(6)制度開始日
令和5年4月1日
(7)お問合せ
建設課技術監理係(TEL:0889-22-7712)
※年度ごとに予算に限りがありますので、レッドゾーン内の住宅工事を検討されている方は、お早めにご相談ください。
▼パンフレット等はこちら
パンフレット(2)(高知県防災砂防課)(PDF:527KB)
▼補助要綱及び申請様式等ダウンロード
事業申請される方は、下記の補助要綱をご覧になり、所定の申請様式にて役場建設課窓口へ提出してください。
佐川町土砂災害特別警戒区域内住宅建替等支援事業費補(PDF:74KB)
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